08.04.02
club lizard in 横浜
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喜田小百合日記
↑憂い漂う西遊記のサルを被る、ドラム坂本氏
3月29日は横浜にある「club lizard」にてライブがありました。
山下公園と中華街の間にあるこのライブハウス、
ライブ途中に少し中華街を歩いてみました。
目に飛び込んでくるのは華やかな飾り物。
キーホルダーやら飾り物やら、見始めたら1日終わってしまいそう。
私タキは以前より、キーホルダー、置物、レリーフなどには目がなく、
いまや自宅の押入れにダンボール5つ分ほどの量を溜め込んでしまっています。
何一つ生活においては意味をなさないこれらのものに、
今現在は食事を削ってしまうほどのエネルギーを注いでいる自分に、日々関心しています。
夢は10mほどの壁面のある部屋に引っ越して、ズラーっとこれらのガラクタを飾りたい。
日焼けやホコリは避けたいので、ガラスかアクリル板の扉のついた戸棚を作り置き、
並べ、半年に一回は展示替えをする、自己満足プチ企画展示を自宅で催したい。
そして休日の昼下がりにコーヒーでも飲みながら、
ため息つきつつうっとりした目で鑑賞したい。
そんな妄想はこのへんにして、ライブの話にもどします。
今回はメンバーが半分欠席ということで、
キーボードで奈留知伸さんに助っ人していただきました。
手に持っているのは、ボーカルの齋藤氏が本番1時間前に書き下ろした「千の秋と一夜の祈り」の歌詞一部。
この曲ではメンバーそれぞれの地元自慢がでてきます。
奈留さんは東京都は中野ご出身の方。
当日は15分オーバーしてしまったため、アンコール曲の千の秋は演奏できなかったので、
ここで歌詞をご紹介させていただきます。
『中野良いとこ遊びにきてね
ブロードウェイに迷い込む
芸人 マンガ家 ミュージシャン
フィギュアにアニメはまんだらけ
金はなくても心に錦
哲学堂の桜は満開
自慢いうなtら負けないよ
いっぺんきてみてね』
私の大学の入学式は中野サンプラザでありました。
母とドキドキしながら降り立った中野駅、17の春を思い出します。
今回キーボードの音色で阿波踊りをさせていただきましたが、
「ひょんひょひょっひょ、ひょっひょひょーん」という、
文字化するに少々難ありなこの奇妙な音色のメロディーに誘われ、
運ぶ足どりも軽く大いに大暴れしてしまいました。
はしゃぎすぎのちどり足になりすぎて少しフラついてしまい、
反省も多々ありだったのですが、そんなの気にしてるの私くらいしかいないでしょう。
メインのギターが抜けたモノ足りなさを少し感じたものの、
ギター以外の音でメロディーラインを作ることで変わる曲のイメージが私にとって新鮮で、
特に踊る時のモチベーションに影響してくるのだなあと今回経験した感想です。
いつもは「ちょっとここらでええ格好したるで~」みたいな戦闘モード
むき出しになったりしてしまうのですが、「ひょんひょ~」という音で少し気が抜けて、
ある意味いい方向にリラックスして踊れた部分がありました。
いろんな音が再現でき、お手軽に曲のイメチェンができるこのキーボードという楽器は、
とっても現代的ですね。田舎もんみたいなコメントですいません。
音の幅の多さにイメージの可能性が広がり、1台でいかようにも料理ができるすぐれものだなあと、
主婦的な感想でしめさせていただきます。
そおいえば、久保田利信の「流星のサドル」をカラオケで歌いまくっていた頃、
イントロで流れる「ダーッダーっ」というシンセの音が個人的に非常にツボで、
その「ダーッダーっ」にあわせ、シンセを弾くマネとかしてたのを思い出しました。
鍵盤を叩く奈留さんの姿を見るたびに、私の頭の中では「流星のサドル」が流れていたのですよ、奈留さん。
writer;タキ(太鼓&パフォーマンス)