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アラゲホンジ blog
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踊ル古代のダンスホール
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7月15日LIVE!
「踊ル古代のダンスホール」にご来場いただいた方、
出演者の方々、
そして運営面でお手伝いをしてくれた方々、

大盛況のうちアラゲホンジpresentsライブを終えることができました!
ありがとうございました。

踊って踊って、土を掘っていく。
意識の自分にふたをして、
下半身をいっぱい動かして、
お腹・腰・ちゃくらの自分、
無意識に出会う時間。
そんなイベントにしたかった今回。

私は随分、土をほってしまいました。
お客さんの中にも、だいぶ土にもぐってらっしゃる方もいました。
サイコーマイコーです。

今回は「踊る」ことに焦点をあててみましたが、
次回は、
「踊る」のvol.2もいいな、
その他、
食とアラゲとか、
歳時記とアラゲとか、
アートとアラゲとか、
つなげてみたいものとつながったイベントを作ってみたいなあ。
という好奇心を抱いてしまったのでした。

妄想はふくらむばかり。


でも、今回のライブは汗かきました。
皆といっしょに。気持ちいのよい汗を。
そして、心地よい筋肉痛。


writer:タキ(パフォーマンス)
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BAQUEBA!!
7月15日のライブで共演するBAQUEBAさんのワークショップに行ってきました!

アウファイア、アゴゴ、アベの3種類の楽器を触って、
マラカトゥ・ナサォンの基本的リズムとアンサンブル
を体験しました。

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とにかく、楽器がすこぶるかわいい。
音がでてなくても、
もう楽しい気分。


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基本的なリズムを3パターン教わり、
一人指令塔の人がいてそのサインをみながら、
それぞれのパターンを叩いていく流れ。

少し、リズムを教わると、
ちょっと音だしていいですか病、
はやく皆とアンサンブルしたい炎、
わくわくにやにや熱がおさまらない。

私がブラジル北東部音楽をはじめて感じたのが、
古尾谷悠子ちゃんがリーダーをつとめる「TamancoBuco」のライブ。
そこではココを中心としたペルナンブーコ音楽を聞きました。
簡単なステップを教わり、その足踏みをしながら音楽を体感した時、
音が止まってしまうのがおしい!と思ったほど。
ずーっと足踏みしていたくなるのです。

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今回のマラカトゥ・ナサォンのリズムも、そう。
叩いていて、終わりがくるのが残念だった。
(終わりのサインが親指を立てて首を切る振りをしていたのですが、
本当に「THE・END」って感じで悲しい~んだよね)

ブラジル北東部音楽、
正直、ものすごく大好きになりました。
耳だけじゃなくて、身体全部で楽しむ音楽だな~と思いました。
ライブはやっぱり、体感できるものが一番楽しい。
生ライブは汗飛び散ってこそ行った甲斐があると、
汗、大好きな私は思います。

絶対、汗かかせてくれます。
そして、笑顔になれます。
7月15日のBAQUEBAさんのライブ、すごく楽しみです。

writer:タキ(パフォーマンス)
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土の中
昨日はMANDA-LA2でライブでした。遊びにきてくれた方、共演の
ミュージシャンの方々、ありがとうございました。

東京でのライブはしばらく空いて、次は7/15(水)に代官山LOOPで
アラゲホンジpresentsのイベントを行うことになりました。

イベントのテーマは、「土の中のものを掘り起こす」です。
いかついよね。踊り続けて彼岸のほうまで繋がるような
一日にしたいと思っています。皆さんぜひ遊びに来て下さい。

土の中、っていうのはメンバーと色々話しをしているうちに
思い浮かんだ事なんですが、このテーマが決まってから、
バンド結成当初に抱いていた野望とか、バンドに込めた
理想とかを今またちょっと思い出しているところです。

縄文、円環、無意識、異界、四次元、コミュニティ等々
自分の中で最近とっ散らかってしまっていた大事なキーワードを
この機会に整理して、イベントのテーマをもっと明確にしてこう
と思います。もうあと一月ちょっとだけど・・。

相変わらずカタいですが・・本番に近づくにつれて柔らかくなります。
・・耕すようなかんじで。

詳細、追々お知らせします。お楽しみに。
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あなぐらの絵を探す
7月15日にアラゲホンジが企画しているイベントで、
その会場になる、
代官山のあなぐらに、

以前、私が猛烈に油絵を描いていた頃の、
「飾られることのない絵」という絵で、
その会場を囲んでみたいなあという、
好奇心がでてきた。

神奈川県の奥地、
大学の友人達とシェアをして借りている、
作品置き場のアパートへ、3年ぶりに足を運んだ。

目的の絵はそこにはなかった。

実家においているだろうか。
でも、とてもひどい精神状態で描いていた頃の、
「絵を鑑賞するって、どういうことダッー!絵を描く奴は何が目的ダッー!」
とちゃぶ台をひっくり返しながら、
ささぐれはじめていたころの自分の絵。
作品写真もちゃんととっていなかったし、
もしかしたら、捨ててしまったかもしれない。

残念ながら、出てきたのは、
ささぐれ過ぎた先に、
不得意な理屈までこね始めてしまった学生最後の絵。

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『「マス」目にそって絵の具が「増し」ていけば、大きな土のかたまり「mass」になる。』
「ます」という言葉あそびの絵。

当時、言霊や類感・感染観念に興味があって、
「同じ音を有するものは意味が変わっても同じ霊力をもつ」
言霊とか、
「実際のできごとと、類似の動作や状態を音声や文字を模擬的に描いたりする=似たものは、似たものを生じる」
類感・感染観念とか。

リアルであるものと、イメージであるものとが、
クロスしている局面に「絵画」を存在させたかった。

似せものはリアルではないけれども、イメージだけでもないんだよ
というような。

どうして絵を描くのか、
存在する意味を持たせたくて、
あの頃は必死に理屈こねてたなあ。

でも、一生懸命だったので、
大切な人生の1ページ。

この作品はこの写真撮影を最後に、
木枠からはずして、
カーペットのように、くるくるとまるめてしまった。
そして実家にかえってもらおう。

いつかまた広げられる場所ができたら、
ひろげたいなあ。

でも、探してた絵結局でてこなかったな。
捨てちゃったのかな~。
バカなことしたな、と
一言つぶやいて、
実家の妹に「実家の方、探して。何でもするから」と、
往生際悪く、頼む姉。

writer:タキ(打楽器&踊り)
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津軽じょんから
津軽の大地が自分の身体の中にはいってきた。

今日は「津軽じょんから節」の踊りの稽古をしました。

その土地土地で生まれた芸能を踊る時、
そこの大地の魂が、
振りのひとつひとつに存在しているのを感じながら、
自分の身体がのみこみ、
それが動きになる。

そういえば、2年前に一人で弘前にいったとき、
どうしても「岩木山」を見に行こうときめていた。
冬だから山は危険だろうな。
でも、なるべく近くにその存在を感じたくて、
ちょうど岩木山麓の鬼沢で裸まつりをやっているというので、
最寄の駅から、
吹雪の中を岩木山目指して歩いたことがある。

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旧暦のお正月のころの、一番冬が深い時期。
だーれもいない、車もとおらない山道につながる一本道を、
太鼓の音がするほうを目指して、
ひたすら歩いた。
その年は雪が少ない年といわれていたことをいいことに、
でもこんな時期、そしてこんな場所をあるいているのは、
その土地のことを全く知らない私ぐらいだった。

雪で辺りは静まりかえっていて、
山はすぐ側にみえてるのに、
なかなか近くならないし、
太鼓の音は聞こえてくるけど、
人の姿がまったくみられない。

あまりの孤独になにやってんだろう、と思った。

津軽じょんからの1番は、
座布団一枚分のスペースで、
少しひとこし入れて、
しなやかに両手をふっていたとたん、
激しく手を返し、
激しく足踏みをする。

上に手をかざすのは、岩木山から吹いてくる風をよける手であるという。
2年前のあの岩木山に繋がる一本道を思い出した。

あの道路をただ歩いていた自分より、
津軽に生きる人と自分が、
その踊りで一体になれた気がした。

と自己満足。


今日の踊りの指導は、
アラゲホンジの小澤さと。

彼女は熱い大志を抱いて、
秋田にいる踊りの師匠に住み込みをしてまで、
手ほどきをうけた大事な芸能の一つ。

彼女の努力と情熱を背中からながめつつ、
指導しづらい、日本のおどりを私に仕込んでくれた。


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そして、彼女独特の覚え方が記されたノートは、
なんとも興味深い。
字が男なんだよな。

writer:タキ(打楽器&パフォーマンス)
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